通信制高校を選ぶとき、何を基準にすればいいのか迷いますよね。
キャンパス長として、たくさんのご家庭の学校選びを見てきました。先に結論をお伝えします。失敗しない選び方は、複数校を比較して「人」と「場所」を自分の目で確かめること。そして最後は、子ども自身が覚悟を決めて選ぶことです。 よくある後悔パターンも含めて、正直に解説します。
通信制高校の選び方【結論】
結論から言うと、パンフレットの情報だけで決めず、必ず複数校を比較してください。 そして比較するときに見るべきは、スペックではなく「人」と「場所」です。
なぜなら、学校の本当の差は、紙の上ではなく実際に足を運んで初めて見えるからです。順番に解説します。
後悔しやすい「選び方」の3パターン
中の人として見ていて、後悔しやすい選び方には共通点があります。
① 比較をしない
1校だけ見て決めてしまうのが、一番の失敗パターンです。学校の雰囲気や生徒層の違いは、複数校を見比べて初めてわかります。 ここは必ず比較してください。
② 比較しすぎる(5校以上)
逆に、今は通信制高校が増えすぎています。たくさん見すぎると目が肥えてしまい、学校に過剰なものを求めてしまうご家庭もそこそこあります。比較は多くても5校までに絞るのがおすすめです。
③ 学校に「サービス」を求めすぎる
大事な視点です。学校はサービス業ではありません。「何でもしてくれる学校」を探すより、子ども自身が自分の力で頑張れる環境を探す方が、結果的にうまくいきます。
学校選びで本当に見るべき2つの視点
では、比較するとき具体的に何を見ればいいのか。正直にお伝えします。パンフレットの情報は、どの学校もだいたい同じことが書いてあって、差はほとんどありません。
見るべきは、この2つです。
① まず「人」
どんな教員がいるか。どんな生徒が通っているか。これこそが本当のリアルな情報です。面談や見学で、先生や生徒の雰囲気を必ず自分の目で確かめてください。
面談で先生の雰囲気を見極めるコツは「通信制高校選びで本当に見るべきこと」でくわしく解説しています。
② 次に「場所」
独立した校舎なのか、テナントの一室なのか。駅から徒歩何分か。内装はきれいか。毎日(あるいは時々)通う場所として、無理がないかを見ておきましょう。
スクーリングの形式や日数は「通信制高校のスクーリングって何をするの?」でくわしく解説しています。
まずやるべきは「複数校の資料請求」
とはいえ、いきなり見学に行くのはハードルが高いものです。最初の一歩は、気になる学校の資料を取り寄せて見比べること。
複数校(多くても5校まで)の資料を並べると、自分が何を重視したいのかが見えてきます。そこから面談・見学に進むのが、失敗しない流れです。
通信制高校・サポート校をまとめて比較できる無料の一括資料請求サービスです。資料には、各校の先生紹介や在校生の声など、パンフレットだけではわからない情報が載っています。気になる学校を2〜5校選んで取り寄せ、見比べてみてください。
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資料請求から入学までの流れ
実際の流れはシンプルです。
- 資料請求(複数校を取り寄せて比較)
- 個別相談・説明会(「人」を確かめる)
- 見学(「場所」を確かめる)
- 出願・入学
焦らず、一つずつ進めれば大丈夫です。
キャンパス長からの最後のアドバイス
最後に、どうしても伝えたいことがあります。
100点の学校は、ありません。 学校はあくまで学校です。学校側からのサービスを期待するのではなく、自分が選んだ環境で、自分がどう頑張るかを決めること。それが何より大切です。
そして——学校選びと同じくらい大事なのが、最後は子ども自身が覚悟を決めて、一歩を踏み出すことです。
だからこそ、絶対に親が決めてはいけません。 親が敷いたレールではなく、子ども自身が「ここにする」と選んだという事実が、その後の頑張りを支える一番の力になります。どうか、お子さんの選択を信じてあげてください。
通信制高校の卒業後の進路については「通信制高校の卒業後の進路は?」でくわしく解説しています。
まとめ
- パンフレットだけで決めず、必ず複数校を比較する
- ただし比較は多くても5校まで(求めすぎ注意)
- 見るべきは「人」と「場所」。パンフに差はない
- 学校にサービスを求めず、子どもが頑張れる環境を選ぶ
- 100点の学校はない。最後は子ども自身が覚悟を決めて選ぶ
まずは気になる学校の資料を取り寄せて、見比べることから始めてみてください。それが、後悔しない学校選びの確実な第一歩です。
よくある質問
Q. 通信制高校は何校くらい比較すればいいですか?
A. 最低でも2〜3校、多くても5校までがおすすめです。比較しすぎると求めすぎてしまい、かえって選べなくなることがあります。
Q. 学校選びで一番見るべきポイントは?
A. 「人」と「場所」です。どんな先生・生徒がいるか、通う場所として無理がないか。パンフレットには差が出にくいため、実際に確かめるのが確実です。
Q. 学校選びは親が決めてもいいですか?
A. 最終的には子ども自身が決めるのがおすすめです。自分で選んだという実感が、入学後に頑張る一番の支えになります。


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